身体のパフォーマンス・チューニング。砂糖を抜いたら、脳の処理速度が上がった話。
食後の眠気は、バグだった。
ランチの後に襲ってくる猛烈な眠気。
集中力が切れ、コードを見ても頭に入ってこない。
あれを「生理現象だから仕方ない」と諦めていたけど、実はシステムのエラーだった。
原因は「血糖値の急上昇と急降下(Glucose Spike)」。
そこで私は、実験的に「シュガー(砂糖)フリー生活」を導入してみた。
お菓子、甘いジュース、精製された炭水化物を極力減らす。
結果、私のOS(身体)はかつてないほど安定稼働している。
Logic: エネルギー供給の平準化
砂糖は急速に吸収され、爆発的なエネルギーになる。
でも、すぐ切れる。
まるで質の悪いバッテリーだ。
一方で、脂質やタンパク質、複合炭水化物からのエネルギーは、緩やかに長く続く。
砂糖を断つことで、エネルギー供給の波(Wave)がフラットになった。
朝から夜まで、一定の集中力が持続する。
「疲れたから甘いもの」というループこそが、疲れの原因だったというパラドックス。
感情の起伏も穏やかになり、イライラすることが減った。
Texture: 本来の味覚への回帰
最初の3日は辛かった。
「離脱症状」のように甘いものを欲する脳。
でも、それを越えると世界が変わる。
野菜の甘み、ナッツの香ばしさ、ブラックコーヒーの奥深い酸味。
素材そのものの味が、驚くほど鮮明に感じられるようになる。
味覚センサーの感度が上がった感覚。
今まで食べていたものが、いかに過剰な味付けだったかを知る。
85%カカオのチョコレートが、この上なく甘美に感じる。
少ない刺激で満足できる、高効率なセンサーを手に入れた。
Optimization: 自分の身体はハードウェア
私たちは、自分の身体というハードウェアを交換することはできない。
なら、運用方法でパフォーマンスを出すしかない。
砂糖を減らすことは、オーバークロックして熱暴走させるのをやめ、定格で安定動作させることに似ている。
無理にテンションを上げなくても、淡々とタスクをこなせる。
この「凪」のような状態が、今の私には心地いい。
完全な断糖まではしなくても、「意識的に控える」だけでデバッグ効果は絶大。
一度、身体のキャッシュをクリアしてみませんか?
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